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第35回 旭ビ教養講座
2020.02.18 Tuesday 10:52

バルデラマGC inスペイン・・・ビニールハウスとヌーディスト・ビーチ 

私たちは、2014年にスペインのバルデラマ・ゴルフクラブでプレーする計画を立てていました。バルデラマと言うと、ゴルフ場より、コロンビア出身で「ライオン丸」のニックネームで親しまれたサッカー選手を思い起こす方も多いかもしれません。彼のハイライトは1990W杯イタリア大会での1次リーグで、最終戦に引き分け以上でなければ1次リーグ敗退が決まるコロンビアは、マテウスを擁する西ドイツと対戦し試合終了間際の88分に西ドイツのゴールが決まり、コロンビアの1次リーグ敗退が濃厚となった直後の90分にバルデラマからリンコンへのスルーパスが通り、リンコンはゴールキーパーの股を抜く同点ゴールが決め、決勝トーナメント進出を決めました。対戦した西ドイツ主将マテウスは「彼のパスはシルクの糸のようだった」と脱帽しました。

 一方、ゴルフのライダーカップは米国と欧州とのチーム戦で、1997年はバルデラマGCで行われメジャー優勝5回のスペイン人プロゴルファー故セベ・バルステロスが主将を務め、見事欧州チームが勝利した場所だったので訪れてみたかったのです。

 スペイン旅行に出発する1週間程前に、農業用ビニールの最大手のシーアイ化成(当時、現タキロンシーアイ)I部長様とO札幌支店長様から、「スペインに行かれるならビニールハウスを見てくるのがよい」と言われて、正直とても驚きました。それは、私にとってはビニールハウスは寒いところあるものだと思っていたからで(56年前に極寒の北海道にビニールハウスを持ちこんだのは弊社初代社長の故大谷二朗でした)、事実ビニールハウスの中は暖かく、特に天気が良いと中は40度近くになります。しかし、メーカー様からのアドバイスでしたので、当初はグラナダでアルハンブラ宮殿を見た後、バルデラマGCのあるマラガへ直行する計画でしたが、かなり遠回りにはなりますがビニールハウスのあるアルメリアを車で通過することにしました。

 スペインは初めての訪問でしたが、初日はバルセロナ空港近くのホテルに宿泊しました。レストランでまず驚いたのが、パンを注文したところバターが付いていないので、ウエイターに「バターもらえませんか?」と聞いたところ「バターは冷蔵庫にありますが、これの方がorganic(スペイン語の発音も同じでした)でしょ!?」と言って、テーブルにオリーブ・オイルの瓶をドンと置いたことでした。この場合のオーガニックは日本の厳しい基準の有機農法で作ったという意味ではなく、「動物性脂質のバターより植物性のオリーブオイルの方が健康にいいでしょう!?」という感じのものでしたが、レストランの一ウエイターまで健康に気を使っていることに驚きました。

 バルセロナと言えば、メッシのいるセリエAのバルセロナFCがあることで有名ですが、博物館に行って不思議に思ったのが、説明に英語、フランス語、スペイン語、そしてその下にもう一つスペイン語に似た言語が常に書いてあることでした。不思議に思って博物の人に聞いたところ、それは「カタルーニャ語」でその表記はバルセロナ地方だけだと言われました。そこで調べてみると、そのカタルーニャ語は、1936年にスペイン内戦が勃発してからその後フランコの独裁政権が倒れるまでの40年間余り公の場での使用が禁止されていたそうです。ただ、その間もサッカーの応援の時だけは使ってよかったそうです!!

 バルセロナを出て南下していきましたが、昔読んだ旅行の本に、コインランドリーに行って他人に会った場合、日本では、目を合わせない、挨拶をしない、というのが普通ですが、アメリカでは、必ず相手と目を合わせ(日本だと「雁を付けた」とか言われ、絡まれたりすることもあるようですが)、軽く挨拶をしたり、スマイルを浮かべたりするのが礼儀です(所謂、パブリック・スマイルですが、これをしないと、敵意を持った奴、不審な奴、最悪テロリスト!?とか思われてしまいます、、)が、スペインでは、女性に声をかけないと「私ってそんなに魅力ない!?」とか言われビンタがくる、とかその本に書いてあったのを覚えていて、ハラハラしながら何度かコインランドリーに行ったのですが、幸いホテルのコインランドリーでは女性にお会いすることはなくホットしました〜

 そして、いよいよグラナダを出発し、アルメリアのビニールハウスを見て、バルデラマGCのあるマラガに向かう日がやって来ました。

 実は、マラガではホテルに付属する小さなゴルフ場を午後スタートで予約していましたが、スタートに間に合うためには平均時速110km程で走らなければなりませんでした。アクセルはべた踏み状態で、アルメリアに入りましたが、正直この目で見るまで、アルメリア地方みたく暑い場所(ヨーロッパで唯一砂漠のある地方)にパイプハウスがあることが信じられませんでした(写真ぁ深,稜2015年に訪問した50度のドバイにもビニールハウスはありました、、)。それもものすごい数です(写真)。ただアイデアは中に光を取り入れ暖を取る北海道のビニールハウスの感覚ではなく、雨風や日光を遮断するもテントのようなものでした。車を停めて中も見たかったのですが、そんな時間はありませんでした、、(後から聞くと、中はパプリカやトマトが多いそうです)

 アクセルべた踏みノンストップ走りましたが、予約していたオールドコースのスタート時間には遅れてしまいました、、本命のバルデラマの前に練習しておきたかったので「どこでもいいから出来ないか?」と聞いたところ、「9Hでいいならリンクスコースがあるよ」と言われたのでそこを回ることにしました。19番ホールからのスタートでしたが、コースガイドを見ると23番ホールと24番ホールがずーとビーチ沿いに縦に長く続いていて (写真)、軽井沢セブンツーにも縦にpar 6par5とロングが続くコースがあったのを思い出しました。

 そして、23番ホールのティーグランドに立った時にまず驚いたのが、左側がすぐビーチで人が沢山いるのに、日本のように高い防護ネットがない。更に、びっくりしたのが誰も水着とか着ていない、、ヌーディスト・ビーチだったのです、、、(写真)。絶対、左に引っ掛けられない、、、左に引っ掛けボールを取りに行ったら、「こいつ、女の裸を見たくてきたな〜〜」と間違われるに決まっているからです。じゃ記念写真?やはりまずいよな〜〜〜と思い、左を見まい見まいと思いつつもつい目が行ってしまい、とてもゴルフにはなりませんでした、、しかし、長い2ホールを終える頃には、なんだか服を着ている自分がとても恥ずかしく感じられ、着ているゴルフウエアを脱ぎたくなったのには自分でも驚いてしまいました(家内もそう思ったそうです!!)。勿論、脱ぐと絶対クラブハウスには入れてもらえないので諦めましたが、不思議な体験をしました。

 肝心のバルデラマGCですがここは、米国西海岸のペブルビーチ・リゾートのスパイグラスGCや軽井沢72ゴルフ西コースを設計したRobert Trent Jones Sr.親子の設計で、フェアウエイは固く、アムステルダム在住のハンディ4のオランダ人の友人も、2018年ペーニャロンガでキャディを務めてくれたポルトガル人のセミプロも「バルデラマは難しい」と言っていました(写真)

 色々と経験し、無事日本に帰ってきましたが、1週間程して封書がスペインから届いたので、開けてみると「スピード違反したから罰金を払え!!」というものでした。同封の写真は走行中の車のナンバープレートを後ろから撮影したもので、右上には違反した時刻とその時の速度がプリントされていました。レンターカーについていたスピード違反検知器は鳴っていたものの、前から写真を撮られた覚えがなかったので安心していましたが、後ろからの撮影とは!!(アメリカ本土でも2回程スピード違反で捕まりましたが、前からでした、、、)

 しかし、違反金の代償はありましたが、ビニール・ハウスの海と貴重なビーチが見れたのはよかったです!!


Category : ゴルフ | Author : tmek | - | - |