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第34回 旭ビ教養講座
2020.01.21 Tuesday 12:15

中国ミッションヒルズGC・・・キャディさんの「カンチョウ〜!!」と300万円の車両ナンバープレート 

上海(シャンハイ)は大都市でした。大都市になった理由の1つが、中国政府が上海には外国企業が支店を作ることを許可してきたことです。中国の方でビジネスを考えている方は当然上海に住みたがります。私は日本企業のN社の中空軸モーターの見学に行ったのですが、日本企業の現地採用の方で朝鮮族(漢民族の方が1番多いようですが、小数民族まで含めると100近くの民族があるそうです)の女性の方が案内してくださったのですが、上海の郊外から10年ほど通ってやっと最近上海での居住が認められたと言ってました。
 だから、郊外から上海に通う方法、特に高速道路を利用できる「上海ナンバー・プレート」は300万円すると聞いて驚いてしまいました(写真1番目)。しかし、「上海へ乗り入れられるならもっと出してもいい」という企業は沢山あるらしいのですが、対外的に気を使っているのか、役人が “その年の適正価格”なるものを決め、その年の適正価格の範囲に入った人/企業だけがクジを引くことができる、というルールだそうです。これは一見公平に見えるのですが、“その年の適正価格”を役人から聞き出すために、当然のようにワイロが送られるとのことです。しかし、この“折角手に入れた”ナンバープレートは他の車に付け替えることができないので、その車が走らなくなるまで使われるようです。通りで、古い車が沢山高速道路を走っていました。
 世界最大の中国ミッションヒルズGCでプレーする機会を得たのは2017年でした。場所は、上海より西南の方角にジェットで3時間弱の距離で、香港のすぐ近くの深圳(シンセン)市にあり、9コースはアメリカのパインハーストGCを抜いて世界1位のコース数で、会員権も日本の小金井カントリーを抜いて最近世界で1番の高い会員権になったようです(が、ビジター料金はそれほど高くはなかったです)。
 9コースはそれぞれ監修者が違っていて、アメリカ人ジャック・ニクラウス監修のコースは、バンカーがコースの半分近くを占めており、ティーグランドからは見えず入れたら横に出すしかないポットバンカーだらけのセント・アンドリュース・オールドコースで苦しんだように、バンカーに苦しみました (ニクラウスは“最後のコース”をスコットランドのセント・アンドリュースに選びました(第33回 旭ビ教養講座))。一方、イギリス人(イングランド)のニック・ファル監修のコースは、バンカーが少なく転がして攻めていく、故郷のイングランドを彷彿とさせるものがありました。あと、ラウンドできませんでしたが、ジャンボ尾崎監修のコースもありました。
 キャディは1500名程いると聞き驚きましたが(9コースですので単純に割っても1コースに160〜170名のキャディ!!私は北海道東神楽町にある某C.Cのキャディ委員をやっているのですが、キャディ不足の日本に正直連れて帰りたかったです、、、)、赤いカートに2人ずつ乗って呼ばれるのを列になって待っており、「英語を喋れるキャディがいい」と言ったところ、「xx番のキャディ!」とか呼ばれるや4人乗りのカートでスゴイ勢いでやってきました。このカート、プレーヤーは前の席、キャディは後ろに立ち乗り!!で(写真2
番目)、こんなカートは今までどこの国でも見た事なかったのですが、思わずフランソワ・トリュフォー監督の『華氏451』のファアイヤーマンを思い出しました。この映画のファアイヤーマンは“火を消す人”ではなく、(未来社会では禁じられてしまった)本を見つけて、火焔放射器で火をつけ燃やしてしまう怖い人達です、、
 このキャディさん達は可愛いくてよかったのですが(写真3
番目)、グリーンオンしたボールを拾って拭いて置いてくれるのですが、置き方が半端でなく、「この方向です!」とボールの後ろに片足を伸ばし出来るだけ低い体勢になり、地面に近い位置まで視線を下げ、手を真っ直ぐ伸ばしてボールのラインを“自分の決めた”ターゲット方向に合わせゆっくりボールを置いてくれましたが、「この人達、賭けてるな〜」と家内はすぐ気付いたようです、、、
 更に驚いたのが、4ホール目くらいのロングでしたか、私のティーショットがとんでもなくスライスし、隣のコースにボールが飛んで行ってしまった時、私は咄嗟に「フォア〜!」と言ったのですが、この可愛いキャディさん達は揃って「カンチョ〜〜!!」と叫んだことです。私は耳を疑い、「今、何て言った?」と聞いたところ、2人揃って「カンチョウです」と堂々としていたので、日本語の“カンチョウ”の意味知っているか、尋ねたところ、やはり知りませんでした、、
 そこでよくよく聞いてみると、中国語では「Good shot!」「Beautiful shot!」は「好球(ハウ・チョウ)!」で文字通り“良い”“ボール”ですが、「カン・チョウ」は「看球」と書き、つまり看護師の“看(見る)”に“ボール”で、「カン・チョウ」で「ボールを見ろ〜」という意味だと教えてもらい、納得しました。
 彼女達には教えてもらったお礼を言い、「それって、日本人のお客様には言わない方がいいよ〜〜」と言って、代わりに「フォア〜!」を教えてあげました。
 折角中国に行ったのですから、農民の方の生活も見たかったので、兵馬傭(へいばよう)で有名な西安(シーアン)市に行った時には、中国人のガイドを雇いました。苗字は陶(トウ)さんで、色々と知っており日本にも留学したこともある日本語も上手な方で、陶先生(トウ・セイシュン)とお呼びすると、とても恥ずかしがる中年の可愛いオジさんでした。
 私は今回の旅行をする前、日本にいる時に、中国人の女性の方に中国語を少し教えていただきましたが、その方は「一人子政策」が始まり日本に逃げてきた中国北部にお住まいだった方で、中国に行ったら「天安門の“て”も言ってはいけません。すぐ連行されます」と日本で強く言われたので、信頼できると確信した陶先生に聞いてみたところ、「そうです。決して言わないでください。私は、先生と美女が私の目の前で連行されるのを見たくありません」とおっしゃられました。本当だったのです(・_・;
 中国でGoogle検索してみましたが「天安門」は勿論出るはずもなく、さらに驚いたことに、中国の国家主席のニックネームの「熊のプーさん」にさえ辿りつけませんでした(次の年に、中国上空を旅客機で飛びましたが、Google自体が使えませんでした、、、)。
 でも、庶民の方はとても優しく、「雪の降る日本にいつか行ってみたいんだ」と言ってくださった方が沢山いて、とても嬉しかったです。
 「日本の中華料理店には、麺もチャーハンも、餃子もシュウマイもあるよ!」と教えてあげたら、皆驚いていました。中国では、北は例えば北京料理は麺(これが麺です!写真4
番目)と餃子、南は例えば南京料理はチャーハンとシュウマイと決まっており、その地方に行かないと食べられないのです。中国の広さを実感しました。
 農民の方のたたずまいはとても質素(写真5
番目)で、仕事を終え60度以上!!の白酒(パイチュウ)を飲み、たばこを燻らすのを楽しみにしていました。
 「農民の土地はどうなっているの?」と陶先生に聞いたところ、「20xx年まで国に地代を払って国から借りている。しかし、その時が来たら国に返さなければならない」とおっしゃったので、「それって、国ってずるいよね!」と言ったところ、「土地は国のもの、私も国のもの」とこの知識人トウ・セイシュンが言ったのを聞いて、“中国”を感じました。


Category : ゴルフ | Author : tmek | - | - |
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